あまちゃん111話感想、トンネル前でのアキの叫びが痛々しい

第19週あまちゃん第111話の感想


トンネル前でのアキの叫びが痛々しい

アキ&ユイのアイドルになりたい叫びが、
トンネル前でシンクロするのが印象的でした。

そして、太巻きに染まった黒川春子の手帳復讐劇が…


GMT祭りでのあきの言葉。

｢衝撃でした。｣

｢ついこの間まで一緒だった仲間が、｣
｢共に奈落で汗かいてた仲間が、目の前で歓声を浴びている。｣

｢スポットライトを浴びて輝いている。｣
｢練習の成果を存分に発揮している。｣

本当はステージで一緒に歌ってるはずと、
思い出す度に後悔するアキ…




｢アイドルになりでえど～！｣
あの日、ユイがアイドルになりたいと叫んだ時と、
アキのアイドルになりたいがシンクロする。


アキが春子のせいにしたい気持ち、わかる気がする。


春子が太巻きに啖呵切ったから
辞めることになったわけだけど、
でも、GMTがデビューできたのは、


水口が太巻きを焚きつけたからで、
ムキになり、金をかけてデビューさせたから、
今のGMTがあるんだよね。


アキが居ないからこそのGMTデビューで、
アキが居る限り潰される運命だった。


誰が悪いと言ったら太巻きでしょ?

影武者の過ち。

過去の清算をしなかった結果。


影武者の被害者である、
春子は以前レコーディングに関わった関係者を洗い出し、

脅迫するかのように強引に仕事を取る、
ささやかな復讐か…


今回の黒革の手帖ならず、黒川春子の手帳ネタは、
これのようですね。春子に似てるような?
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「黒革の手帖」のいわれ、
宝石商が顧客とその売った商品の名をメモした手帖から取った。
要するに、宝石商の革手帖が脱税者リスト。

黒川春子手帳は、レコーディングに関わったものの、
強請りのリストということですね。

ブラック春子怖い。


でもこれ、影武者と同罪だと気ずけないとね。
嫌なことされたら犯罪犯してもいいのかということになる。


なんか某ドラマ思い出しちゃった。
やられたらやり返す!

10倍返しだっ!、とか考えてない、春子?


傍目に見たらすっきりかもしれないけど。

でも、復讐は復讐しか生まないから。
自分では気づけないものだけど、


多くの人見てきて感じるのは、

復讐しても解決しない、
残るのは罪悪感だけ。

実は相手が憎いのではなく、
そんな堕ちていく醜い自分が許せなくて、
余計に自分に傷付くというのが多いんだね。


春子はそんな状況じゃないかな。


きっと春子は太巻きに謝罪してもらって、
自分を許したいのじゃないかな?

それで呪縛から解かれると。


そうじゃないと終わりがないから。


復讐劇、客観的には面白いかもしれないけど、
クドカンはどう考えてるんでしょうね?


作者の考えを読む、
このようなドラマの見方も一つの楽しみ方かもしれないね。


子によかれの、春子がとってきた仕事も、
アキにとっては復讐みたいなやり方が解せない。


太巻きに染まった親の醜い姿見たくないでしょう?


それ以前にGMTに未練がある。
仲間の絆みたいなのが大きいのじゃないかな。


春子は子を駄目にする親バカの代表のようなものを
描かれてるような気がする。

行動にいらっとさせるのは狙ってだろうね。

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