あまちゃん第108話感想、天野家、サヤエンドウの合図で再スタート [あまちゃん]
あらすじで語る、あまちゃん第108話の感想。
天野家、サヤエンドウの合図で再スタートを切りました。
もやしが落ちるのがきこえそうな静けさの中、
サヤエンドウの落ちる合図と共に、前向きな風が吹き、
今回まさかの、天野家がプロダクションを立ち上げる回でしたね。
しかし、思いつきでいきなり大丈夫なのだろうか?
後から水口と、GMTのメンバーが加わる予感。
未だにアキが、あなーたのー、
お墓の、にならないよう練習続けてるのは、
GMT復帰の伏線のように思えます。
あまちゃん第108話
あらすじ
純喫茶アイドルで、アキがバイトをしてるようです。
｢おらもやる事がなぐ、
ママと同じ道を歩み始めでいました｣
親子二代のバイトか…
でも、春子の跡を辿ると、アイドルになれないことに?
その頃純喫茶アイドルのテレビでは…
｢突然のことですが、
鈴鹿さんに挨拶できなかったことだけが心残りでした。｣
｢付き人の子が辞めちゃって｣ ｢スイカ｣(追加) ｢のチャージが…｣
テレビで鈴鹿を観るアイドルマスター、
｢かわいいなあー…｣
熱烈ファンのようで。
｢発音が果物の方になってるのもかわいいよ。｣
そっちのかわいいね?
でも歌が春子だというのは知らないんだよね?
｢スイカ便利ですよね?｣
追加じゃなく、スイカ?
スイカのチャージね?、あー、はいはい。
｢懐かしいなあ、原宿なんて、
バンドやってた頃を思い出すなー…｣
水拓居たんだ!
太巻きに代わってここの常連に?
音楽畑アピール、
これは水口が独立してプロデュースする伏線?
｢そう答えて水口さんはブラックコーヒーを一口啜りました。｣
｢なんだか、自分に酔ってる感じでした。｣
｢明治通りのライブハウスとか出たな…｣
思い出自慢話が始まったようです。
｢客居ないんだし、座りなよ。｣
話が長くなるようで…
｢バンドやっでたんですか?｣
｢うん、ベース、弾いてた。｣
｢バースディ.オブ.エレファントというバンドで。｣
｢像の誕生日ですね?｣
その水口役の松田龍平も、過去、
こんな場で本当にベースを弾いてました。
知らない人には衝撃的な、やさぐれた?松田龍平
この画像別人ですよね?
いかがでした?
あまちゃんでの、うすらぼけた感じとは別人、
パンクしてた、やさぐれた水口も、
ハートフルにスカウトされて丸くなったようであります。
｢まあ、もっと深い意味があるんだけど。｣
この思わせぶりな深い意味?、
クドカンなら絶対なにかネタを仕込んでると思い調べました。
水口の中の人、松田龍平と小泉今日子の出演映画、青い春で、
GEAR BLUES/THEE MICHELLE GUN ELEPHANT
の曲が使われて、
[THEE MICHELLE GUN ELEPHANT]の解散後に、
ベースのチバユウスケが参加したバント
[The Birthday]を足したネーミングだと思われます。
[バースディ.オブ.エレファント]
宮藤官九郎、ピエール瀧、チバユウスケは、
”PUFFY”に楽曲提供しているという共通点等、
それらについて、水口は深い意味があると語ってるようですね。
｢その時太巻きさん紹介されてさー。｣
｢当時アイドルとか超バカにしてたんだけど。｣
｢喋ってみたら、ピュアで熱くて、凄くよくしてくれて。｣
アキの心の声
｢ていうか、なんのつもりだ?｣
｢仕事サボって退屈なヒストリーなんぞ語りやがって。｣
｢あー退屈だー｣
顔で笑って、心に毒を。
裏表の激しい子だこと。
｢お客さんこねえがなあ。｣
そういえば、身内以外入ってるの見たことない。
経営大丈夫?、
バイト使えるということは余裕なんだろうかね。
まだ、水口ヒストリーは続くようです。
｢そんな俺を、
太巻きさんがGMTプロジェクトのチーフに抜擢してくれたんだよ。｣
｢でも、国民投票くらいかなー｣
｢どうなんだー? この人って…｣
｢あっ!?、水口さん、太巻きさんに伝言伝えてくれましたか?｣
｢天野の代わりはいません、と、｣
｢ごめん、正反対のこと言ってしまった。｣
｢じえじえじぇ?｣
｢何してんだよー、ガキの使いじゃあるまいすっ!｣
段々春子に似てきてる?
｢だって、なんか悔しくて…｣
｢ビジネスとしての意見です。｣
｢天野が居なかったらGMTは売れません。｣
｢そんなこともわからないとは、社長、｣
｢ちょっ(恐る恐る)ちょっと感が鈍ったんじゃないですか?｣
言うようになったね?水口。
びびってるけど。
｢絶対だな!?｣
｢よし、カメラ回せ。｣
｢天野が居なかったら絶対売れないんだな?｣
｢はい。｣
｢絶対だなーっ!!｣
｢はい、絶対です。｣
｢面白え、わかった。｣
賭けをしようじゃないかとくるパターン?
｢じゃあ、俺が売ってやるよGMT、｣
｢俺が本気出したら一万で済まないぞ、｣
｢十万枚売ってやるよ。｣
いつも本気出してね。
どこからそんな自信が?
｢お前ごときが俺にビジネスを語るとは、
目にものを見せてくれるわ。｣
ムキになっちゃってるよお。
結果的に本気でGMTデビューさせることになった?
というわけで、CDは予定どうり発売される。
｢声は差し替えられないから、｣
｢アキちゃんの声が残っちゃうけど。｣
｢声だげか…｣
｢ママと一緒だ。｣
いや、違うでしょ?
｢ごめんね、ロボットみたいな声で。｣
｢いや、おらはともがく、｣
｢皆がデビューできるのはよがった。｣
｢で、水口さんはどうすんだ?｣
｢どおって?、うーん…｣
｢社長に頭下げるのはプライドが許さないし、｣
｢とはいえ、会社辞める度胸もないしなあ。｣
独立してアキVS GMT4対決というのは?
CD売り上げ十万枚突破した方が生き残り、
敗れたものは業界から去るというルールで、
太巻き対水口の生き残りを賭けた戦争と。
太巻きに挑戦状叩きつけたら、引けないと思うけど?
話も面白くなるだろうしね。
｢琥珀でも掘りにいくかな?｣
｢よし、勉さんに電話すっぺ?｣
｢いやいや、そこまで居直ってないけど…｣
｢そうがー?｣
｢色々楽しがったな。｣
｢ユイちゃん元気にしてるかなー、｣
｢正月以来しゃべってないけど。｣
｢あっ、そうそう、海女さんになるって。｣
｢えっ?｣
｢今年の夏、海に潜ってみるって。｣
｢じえじえ? あのユイちゃんが?｣
｢びっくりだべ?｣
｢おらも帰って潜りてえなあ。｣
｢えっ?潜ればいいじゃない、二人で。｣
｢いや、やめとくべ。｣
｢どうして?｣
｢まだ、こっちで飛び込んでもいないがら。｣
｢海女になる時もそうだった。｣
｢最初は夏ばっぱに背中押されで、｣
｢その後、自力で飛び込んだ。｣
｢ユイちゃんも、自力で飛び込もうとしてんだ。｣
｢それなのに、邪魔しちゃ悪いべ。｣
｢だがらおら、ママを信じて、｣
｢もうちょっとこっちで頑張る。｣
｢できるよ、アキちゃんなら。｣
｢思うんだけど、アキちゃんの周りには、｣
｢自然と人が集まってきて、｣
｢皆自然と笑顔になるだろ?｣
｢それって、才能というか、｣
｢本当の意味でアイドルになる資質があると思うんだ。｣
｢アイドルって、自分でなったり、｣
｢宣言するものじゃなくて、｣
｢周りに集まってる人間が、｣
｢アイドルにしていくんじゃないかな。｣
｢ねえ、聞いてる?｣
折角いい話してるのに、電話中。
｢ちょっと待って、｣
｢えっ、! ユイちゃん｣
｢勉さん。｣
ほんとに電話したんかいっ?
｢聞いたぞ水口、行き詰まってるそうだな。｣
｢じゃあ来い。｣
｢今来いっ!｣
｢深夜バスで来いっ!!｣
｢おらが死んでも琥珀は待ってるからな。｣
｢八千五百万年前がら、お前のこと待ってるぞ。｣
なぜそんなに熱いの?
ユイと代わったようで。
｢ユイちゃん?｣
喋れると思いきや、
｢アキちゃんと代わって｣
｢もしもし、｣
｢ユイだけど、｣
｢プール言ってきたの、｣
｢まだ一分潜れないけど、磯貝先生に褒められた。｣
｢そうかー、なんか反対になっちまったなー。｣
｢ユイちゃんが海女さんになって、｣
｢アキちゃんがアイドルだもんね。｣
｢しかも、クビになっちゃうし…｣
｢大丈夫だよ、アキちゃんと一緒に居ると、｣
｢誰でも笑顔になれるもん。｣
｢だからアキちゃんの周りには自然と人が集まってくるんだよ。｣
｢それってアイドルの基本じゃん。｣
水口も同じようなこと言ってたけど、聞いてないか。
｢どこに居ても、何をしてても、｣
｢アキちゃんはアイドルだよ。｣
｢ユイが言うんだから間違いないよ。｣
｢ありがとう、ありがどう、ユイちゃん。｣
｢水口さんには悪いげど、｣
｢ユイちゃんに言われだ方が、ずっと心に響くもんです。｣
正宗また出会い系チャット?
｢だげど、おらの日常は相変わらずぱっとしません。｣
｢北三陸や、上野の研創が、｣
｢まるで前世の記憶のように感じられ｣
｢もう、ずっとここに座ってたみたいに、｣
｢地味で暗くて、向上心も、｣
｢個性も協調性も華もない、｣
｢ぱっとしない子だったみたいに、｣
｢ただただ、静かに時が流れてました。｣
静けさの中、もやしならず、サヤエンドウの落ちる音が?
｢はあー、あー怖い、何やってんだろ私。｣
｢駄目じゃー、家事なんてやってちゃ駄目じゃー、｣
｢まめなんて向いてる場合じゃないじゃん。｣
目的忘れ、何気に家族してたと?
｢怖い怖い、危ない危ない危ない。｣
｢やばいアキ、あんたさー、｣
｢アイドルになるんじゃなかったのけ?｣
｢えっ?なにー?｣
｢なにじゃないわよ。｣
｢あんた、大事なこと忘れてるーっ!｣
｢わたーしのー♪、｣
｢あんたずーっと練習してたの?｣
｢忘れてない、忘れてないね、ごめんね。｣
アキかわいい![[黒ハート]](https://blog.ss-blog.jp/_images_e/136.gif)
なでなでしてあげたい。
チワワ的に?
｢パパは?パパわよー?｣
｢なによこれ?｣
｢何ってブロマイド。｣
｢こんなの作ってどうするの?｣
正宗がプロデユース?
実はコネがあるとか?
足立家母が一緒に歩いてたのは、
実はプロデューサーで、正宗とつながりがあるとか?
｢タクシーの背のとこにポケットあるでしょ?｣
｢そこに入れとくの。｣
｢一応連絡先とプロフィールを書いたんだ。｣
いや、変なことに使われない?
タクシーに乗り、それを見たプロデューサーがスカウトすると、
実は足立家母が一緒に歩いてた相手はプロデューサーで、
アキのデビューと関わってるという伏線の匂いがする。
｢天野アキ、あまちゃんですが、お芝居、歌、ダンス
なんでもやります!お仕事ください!｣
なんでも屋と勘違いされない?
チャットしかやってないと思ったら、正宗いい仕事した。
アキがかわいいんだねえ。
どちらも親バカであります。
｢ださいよー。｣
｢パパー。｣
｢相談してー、こういうの相談してー。｣
｢ごめんごめん。｣
｢パパにできることってこれくらいしかないから。｣
アットホームしてます。
｢ねえ、会社作ろうか?｣
｢プロダクション、三人で事務所作るの。｣
そういう展開?
自分らでやる、いいかもね。
｢じえじえじえ?｣
｢所属タレント、｣
｢社長、｣
｢パパは?｣
｢運転手。｣
変わらないじゃん?
｢いいじゃん、やろー、会社、ねっ?｣
｢こっから始めよう。｣
｢海女になる時は夏さんだったけど、｣
｢今度はママの番ね。｣
｢覚悟しときな、思いっきり押すからね。｣
｢会社の名前は3Jプロダクションに決まりました。｣
(‘ jjj ’)/
じぇじぇじぇという意味?
じぇじぇじぇプロダクション。
｢天野アキ再スタートです。｣
しかし、即席でそんな思いつきでできるんだろうか?
運転資金は?
娘をプロデュースするための事務所か…
それで気が済むなら、
成功しても、失敗しても、悔いを残さないよう、
やれるとこまでやったらいいんじゃないかな。
頑張れ頑張れ。
次回 第19週
｢おらのハート、再点火｣
すぶんは天野のこと…
えっ?くっついちゃうの?
やめなさいっ!!
なにを?
ぎゅぎゅん、魚くんですっ!
誰っ?
思わせぶりな次回予告であります。
天野家、サヤエンドウの合図で再スタートを切りました。
もやしが落ちるのがきこえそうな静けさの中、
サヤエンドウの落ちる合図と共に、前向きな風が吹き、
今回まさかの、天野家がプロダクションを立ち上げる回でしたね。
しかし、思いつきでいきなり大丈夫なのだろうか?
後から水口と、GMTのメンバーが加わる予感。
未だにアキが、あなーたのー、
お墓の、にならないよう練習続けてるのは、
GMT復帰の伏線のように思えます。
あまちゃん第108話
あらすじ
純喫茶アイドルで、アキがバイトをしてるようです。
｢おらもやる事がなぐ、
ママと同じ道を歩み始めでいました｣
親子二代のバイトか…
でも、春子の跡を辿ると、アイドルになれないことに?
その頃純喫茶アイドルのテレビでは…
｢突然のことですが、
鈴鹿さんに挨拶できなかったことだけが心残りでした。｣
｢付き人の子が辞めちゃって｣ ｢スイカ｣(追加) ｢のチャージが…｣
テレビで鈴鹿を観るアイドルマスター、
｢かわいいなあー…｣
熱烈ファンのようで。
｢発音が果物の方になってるのもかわいいよ。｣
そっちのかわいいね?
でも歌が春子だというのは知らないんだよね?
｢スイカ便利ですよね?｣
追加じゃなく、スイカ?
スイカのチャージね?、あー、はいはい。
｢懐かしいなあ、原宿なんて、
バンドやってた頃を思い出すなー…｣
水拓居たんだ!
太巻きに代わってここの常連に?
音楽畑アピール、
これは水口が独立してプロデュースする伏線?
｢そう答えて水口さんはブラックコーヒーを一口啜りました。｣
｢なんだか、自分に酔ってる感じでした。｣
｢明治通りのライブハウスとか出たな…｣
思い出自慢話が始まったようです。
｢客居ないんだし、座りなよ。｣
話が長くなるようで…
｢バンドやっでたんですか?｣
｢うん、ベース、弾いてた。｣
｢バースディ.オブ.エレファントというバンドで。｣
｢像の誕生日ですね?｣
その水口役の松田龍平も、過去、
こんな場で本当にベースを弾いてました。
知らない人には衝撃的な、やさぐれた?松田龍平
この画像別人ですよね?
いかがでした?
あまちゃんでの、うすらぼけた感じとは別人、
パンクしてた、やさぐれた水口も、
ハートフルにスカウトされて丸くなったようであります。
｢まあ、もっと深い意味があるんだけど。｣
この思わせぶりな深い意味?、
クドカンなら絶対なにかネタを仕込んでると思い調べました。
水口の中の人、松田龍平と小泉今日子の出演映画、青い春で、
GEAR BLUES/THEE MICHELLE GUN ELEPHANT
の曲が使われて、
[THEE MICHELLE GUN ELEPHANT]の解散後に、
ベースのチバユウスケが参加したバント
[The Birthday]を足したネーミングだと思われます。
[バースディ.オブ.エレファント]
宮藤官九郎、ピエール瀧、チバユウスケは、
”PUFFY”に楽曲提供しているという共通点等、
それらについて、水口は深い意味があると語ってるようですね。
｢その時太巻きさん紹介されてさー。｣
｢当時アイドルとか超バカにしてたんだけど。｣
｢喋ってみたら、ピュアで熱くて、凄くよくしてくれて。｣
アキの心の声
｢ていうか、なんのつもりだ?｣
｢仕事サボって退屈なヒストリーなんぞ語りやがって。｣
｢あー退屈だー｣
顔で笑って、心に毒を。
裏表の激しい子だこと。
｢お客さんこねえがなあ。｣
そういえば、身内以外入ってるの見たことない。
経営大丈夫?、
バイト使えるということは余裕なんだろうかね。
まだ、水口ヒストリーは続くようです。
｢そんな俺を、
太巻きさんがGMTプロジェクトのチーフに抜擢してくれたんだよ。｣
｢でも、国民投票くらいかなー｣
｢どうなんだー? この人って…｣
｢あっ!?、水口さん、太巻きさんに伝言伝えてくれましたか?｣
｢天野の代わりはいません、と、｣
｢ごめん、正反対のこと言ってしまった。｣
｢じえじえじぇ?｣
｢何してんだよー、ガキの使いじゃあるまいすっ!｣
段々春子に似てきてる?
｢だって、なんか悔しくて…｣
｢ビジネスとしての意見です。｣
｢天野が居なかったらGMTは売れません。｣
｢そんなこともわからないとは、社長、｣
｢ちょっ(恐る恐る)ちょっと感が鈍ったんじゃないですか?｣
言うようになったね?水口。
びびってるけど。
｢絶対だな!?｣
｢よし、カメラ回せ。｣
｢天野が居なかったら絶対売れないんだな?｣
｢はい。｣
｢絶対だなーっ!!｣
｢はい、絶対です。｣
｢面白え、わかった。｣
賭けをしようじゃないかとくるパターン?
｢じゃあ、俺が売ってやるよGMT、｣
｢俺が本気出したら一万で済まないぞ、｣
｢十万枚売ってやるよ。｣
いつも本気出してね。
どこからそんな自信が?
｢お前ごときが俺にビジネスを語るとは、
目にものを見せてくれるわ。｣
ムキになっちゃってるよお。
結果的に本気でGMTデビューさせることになった?
というわけで、CDは予定どうり発売される。
｢声は差し替えられないから、｣
｢アキちゃんの声が残っちゃうけど。｣
｢声だげか…｣
｢ママと一緒だ。｣
いや、違うでしょ?
｢ごめんね、ロボットみたいな声で。｣
｢いや、おらはともがく、｣
｢皆がデビューできるのはよがった。｣
｢で、水口さんはどうすんだ?｣
｢どおって?、うーん…｣
｢社長に頭下げるのはプライドが許さないし、｣
｢とはいえ、会社辞める度胸もないしなあ。｣
独立してアキVS GMT4対決というのは?
CD売り上げ十万枚突破した方が生き残り、
敗れたものは業界から去るというルールで、
太巻き対水口の生き残りを賭けた戦争と。
太巻きに挑戦状叩きつけたら、引けないと思うけど?
話も面白くなるだろうしね。
｢琥珀でも掘りにいくかな?｣
｢よし、勉さんに電話すっぺ?｣
｢いやいや、そこまで居直ってないけど…｣
｢そうがー?｣
｢色々楽しがったな。｣
｢ユイちゃん元気にしてるかなー、｣
｢正月以来しゃべってないけど。｣
｢あっ、そうそう、海女さんになるって。｣
｢えっ?｣
｢今年の夏、海に潜ってみるって。｣
｢じえじえ? あのユイちゃんが?｣
｢びっくりだべ?｣
｢おらも帰って潜りてえなあ。｣
｢えっ?潜ればいいじゃない、二人で。｣
｢いや、やめとくべ。｣
｢どうして?｣
｢まだ、こっちで飛び込んでもいないがら。｣
｢海女になる時もそうだった。｣
｢最初は夏ばっぱに背中押されで、｣
｢その後、自力で飛び込んだ。｣
｢ユイちゃんも、自力で飛び込もうとしてんだ。｣
｢それなのに、邪魔しちゃ悪いべ。｣
｢だがらおら、ママを信じて、｣
｢もうちょっとこっちで頑張る。｣
｢できるよ、アキちゃんなら。｣
｢思うんだけど、アキちゃんの周りには、｣
｢自然と人が集まってきて、｣
｢皆自然と笑顔になるだろ?｣
｢それって、才能というか、｣
｢本当の意味でアイドルになる資質があると思うんだ。｣
｢アイドルって、自分でなったり、｣
｢宣言するものじゃなくて、｣
｢周りに集まってる人間が、｣
｢アイドルにしていくんじゃないかな。｣
｢ねえ、聞いてる?｣
折角いい話してるのに、電話中。
｢ちょっと待って、｣
｢えっ、! ユイちゃん｣
｢勉さん。｣
ほんとに電話したんかいっ?
｢聞いたぞ水口、行き詰まってるそうだな。｣
｢じゃあ来い。｣
｢今来いっ!｣
｢深夜バスで来いっ!!｣
｢おらが死んでも琥珀は待ってるからな。｣
｢八千五百万年前がら、お前のこと待ってるぞ。｣
なぜそんなに熱いの?
ユイと代わったようで。
｢ユイちゃん?｣
喋れると思いきや、
｢アキちゃんと代わって｣
｢もしもし、｣
｢ユイだけど、｣
｢プール言ってきたの、｣
｢まだ一分潜れないけど、磯貝先生に褒められた。｣
｢そうかー、なんか反対になっちまったなー。｣
｢ユイちゃんが海女さんになって、｣
｢アキちゃんがアイドルだもんね。｣
｢しかも、クビになっちゃうし…｣
｢大丈夫だよ、アキちゃんと一緒に居ると、｣
｢誰でも笑顔になれるもん。｣
｢だからアキちゃんの周りには自然と人が集まってくるんだよ。｣
｢それってアイドルの基本じゃん。｣
水口も同じようなこと言ってたけど、聞いてないか。
｢どこに居ても、何をしてても、｣
｢アキちゃんはアイドルだよ。｣
｢ユイが言うんだから間違いないよ。｣
｢ありがとう、ありがどう、ユイちゃん。｣
｢水口さんには悪いげど、｣
｢ユイちゃんに言われだ方が、ずっと心に響くもんです。｣
正宗また出会い系チャット?
｢だげど、おらの日常は相変わらずぱっとしません。｣
｢北三陸や、上野の研創が、｣
｢まるで前世の記憶のように感じられ｣
｢もう、ずっとここに座ってたみたいに、｣
｢地味で暗くて、向上心も、｣
｢個性も協調性も華もない、｣
｢ぱっとしない子だったみたいに、｣
｢ただただ、静かに時が流れてました。｣
静けさの中、もやしならず、サヤエンドウの落ちる音が?
｢はあー、あー怖い、何やってんだろ私。｣
｢駄目じゃー、家事なんてやってちゃ駄目じゃー、｣
｢まめなんて向いてる場合じゃないじゃん。｣
目的忘れ、何気に家族してたと?
｢怖い怖い、危ない危ない危ない。｣
｢やばいアキ、あんたさー、｣
｢アイドルになるんじゃなかったのけ?｣
｢えっ?なにー?｣
｢なにじゃないわよ。｣
｢あんた、大事なこと忘れてるーっ!｣
｢わたーしのー♪、｣
｢あんたずーっと練習してたの?｣
｢忘れてない、忘れてないね、ごめんね。｣
アキかわいい
なでなでしてあげたい。チワワ的に?
｢パパは?パパわよー?｣
｢なによこれ?｣
｢何ってブロマイド。｣
｢こんなの作ってどうするの?｣
正宗がプロデユース?
実はコネがあるとか?
足立家母が一緒に歩いてたのは、
実はプロデューサーで、正宗とつながりがあるとか?
｢タクシーの背のとこにポケットあるでしょ?｣
｢そこに入れとくの。｣
｢一応連絡先とプロフィールを書いたんだ。｣
いや、変なことに使われない?
タクシーに乗り、それを見たプロデューサーがスカウトすると、
実は足立家母が一緒に歩いてた相手はプロデューサーで、
アキのデビューと関わってるという伏線の匂いがする。
｢天野アキ、あまちゃんですが、お芝居、歌、ダンス
なんでもやります!お仕事ください!｣
なんでも屋と勘違いされない?
チャットしかやってないと思ったら、正宗いい仕事した。
アキがかわいいんだねえ。
どちらも親バカであります。
｢ださいよー。｣
｢パパー。｣
｢相談してー、こういうの相談してー。｣
｢ごめんごめん。｣
｢パパにできることってこれくらいしかないから。｣
アットホームしてます。
｢ねえ、会社作ろうか?｣
｢プロダクション、三人で事務所作るの。｣
そういう展開?
自分らでやる、いいかもね。
｢じえじえじえ?｣
｢所属タレント、｣
｢社長、｣
｢パパは?｣
｢運転手。｣
変わらないじゃん?
｢いいじゃん、やろー、会社、ねっ?｣
｢こっから始めよう。｣
｢海女になる時は夏さんだったけど、｣
｢今度はママの番ね。｣
｢覚悟しときな、思いっきり押すからね。｣
｢会社の名前は3Jプロダクションに決まりました。｣
(‘ jjj ’)/
じぇじぇじぇという意味?
じぇじぇじぇプロダクション。
｢天野アキ再スタートです。｣
しかし、即席でそんな思いつきでできるんだろうか?
運転資金は?
娘をプロデュースするための事務所か…
それで気が済むなら、
成功しても、失敗しても、悔いを残さないよう、
やれるとこまでやったらいいんじゃないかな。
頑張れ頑張れ。
次回 第19週
｢おらのハート、再点火｣
すぶんは天野のこと…
えっ?くっついちゃうの?
やめなさいっ!!
なにを?
ぎゅぎゅん、魚くんですっ!
誰っ?
思わせぶりな次回予告であります。
